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社長兼最高経営責任者マーク テンプルトンのご挨拶

Citrix 株主の皆様へ: 情報へのアクセスは、私たちが、個人として、組織として、またビジネスにおいて行うすべてに重要なことです。よりよい医療サービスを提供するために、医師は患者の正確な情報をいつでもどこからでもアクセスできることが必要でしょう。 また、企業が新しい支社を同社の情報ライフラインにすばやく接続することができれば、その支社を費用のかさむコストセンターから収益エンジンへさらに迅速に変換することが可能になります。 日常の活動や、それに関わるビジネスや産業などを観察すればするほど、人々は、行うすべてのことに対して、アクセスに依存していることが明らかになります。

そしてCitrixは、アクセスに 100% フォーカスする唯一のエンタープライズ ソフトウエア会社として、この普遍のニーズに応えることができます。

弊社の 2002 年度年次報告で、私はアクセスに焦点をあて、ビジネスで戦略的に優位に立つために Citrix アクセス インフラストラクチャーの標準化を推進し、年間売上 10 億ドルを達成、維持するという我々のゴールについて述べました。

2003 年度は Citrix にとって戦略的にも財務上にも実務的にもすばらしい 1 年で、我々は大きな進歩を遂げました。年間売上は 2002 年度の 5 億 2,700 万ドルを 12% 上回り、5 億 8,900 万ドルでした。事実、権利使用料を除いて、2003 年度は Citrix 年間売上の記録を更新する年でした。 2003 年度は受注でも記録的な年でした。我々のライセンス自動更新プログラム Subscription Advantage の堅調なソフトウェア ライセンス売上および更新が大きな要因です。 2002 年度の年間純利益 9,390 万ドルおよび 1 株当たりの利益 0.52 ドルに比べ、2003 年度の年間純利益は 1 億 2,690 万ドルで 1 株当たりの利益は 0.74 ドルでした。 また営業利益率は 26% で、2002 年度の 20% から順調に伸びています。

我々の 2003 年度業績は、長期戦略計画の結果であり、弊社の新製品スイートがターゲットとしているアクセス インフラストラクチャー市場の大きさを反映しています。 2003 年度は特に、製品、パートナー、および go-to-market アプローチの開発で卓越した実績を示した年でもありました。 実際、2003 年度は、成長を見込んで設定したゴールを達成できたという点で、Citrixのポジショニング にとっても転換の年でした。

2 月、我々は Citrix のポジショニングについて再検討し、サーバー ベース コンピューティング市場から、今後 3、4 年で 80_100 億の市場成長を見込めるより大きなアクセス インフラストラクチャー市場へとターゲットを路線変更しました。

3 月、我々は、企業情報リソースへのアクセスを提供する最も包括的なアクセス インフラストラクチャーのソリューションとして、Citrix MetaFrame Access Suite を発表しました。 9 月までに、Citrix MetaFrame Presentation Server for Windows 、for UNIX のアップグレード版、そして 3 つの新製品 Secure Access Manager、Conferencing Manager、および Password Manager を出荷しました。 Citrix MetaFrame Access Suite は、戦略から実現にいたりました。

10 月のカスタマーコンファレンスである Citrix iForum 2003 では、スイートを容易にお求めいただけるよう、 初めてのお客様用 Suite エディション、既にお使いの方のための Step-Up エディション、MetaFrame 1.8 ご利用のお客様用 Migration エディションという 3 つのバンドル オプションをご用意いたしました。

第 3 四半期後半には、弊社初、数百万ドルをかけた、ワールドワイド広告キャンペーンを実施し、Citrix ソフトウェアを実際にお使いのお客様に、弊社製品がお客様のビジネスの成長や改善にどのように役立っているかを語っていただきました。 この多角的な側面をもつキャンペーンは 2004 年も引き続き実施され、デルタ航空、AutoNation、および住友商事のCIOの方々に Citrix への投資価値と彼らのビジネスで享受する利益について語っていただいております。

今後、我々はアクセスへのフォーカス、市場、製品、お客様との関係、ブランド、パートナー、従業員、そしてビジネスシステムなど、すべてを高め、向上させてまいります。 また Citrix アクセス インフラストラクチャーの標準化を推進するため、アクセスを IT の戦術的なコンポーネントから全ビジネスの戦略要素へと高めてまいります。

M&A からビジネスの継続性まで、パートナーコマースから支社拡張まで、IT の集中化から規定準拠まで、すべてのビジネスイニシアティブには情報アクセスというコンポーネントがあり、成功する上で重大な役割を果たしています。 従業員、顧客、およびパートナーのために必要な情報へのオンデマンドアクセスを確保することでこれらのイニシアティブをサポートするのは CIO の仕事です。

しかし、ほとんどのビジネスでは、情報の必要な従業員が使う情報供給のアプリケーションについても、’If-then’という状況依存のアクセス戦術に未だ終始しています。 たとえば、本社にいる場合にアプリケーションへアクセスする手段と、支社にいる場合に同じアプリケーションへアクセスする手段が異なっていることがあります。 しかも、会社のビジネスパートナーには、同じアプリケーションへのアクセスに全く違う方法が用意されていることもあります。 このように、’If-then’という 状況や立場によって異なる戦術では、既に複雑で費用のかかっている IT 環境がさらなる複雑性やコスト負担を増大させ、柔軟性も今まで以上に失われてしまいます。

Citrix は、状況依存のアプローチを排除し、セキュアで容易で瞬時のアクセスを提供し、単一の、十分考慮された、総括的な戦術をお客様へ提供することでこれらの問題を解決する、他に類のないポジションにいます。 我々のお客様は、どんなアプリケーションや情報にも、それがどこにあろうとも、誰にでも、事実上どこからでも、いつでも、どんなデバイスや接続を使用していても、オンデマンドでアクセスできます。

アクセスへの我々のこだわりは、12 月に同意に達した、Webベース デスクトップ アクセス サービスの業界大手である Expertcity の買収理由でもありました。 2004 年 2 月末に完了したこの買収によって、Expertcity は Citrix オンラインとなり、 GoToMyPC® および GoToAssist でデスクトップ PC にあるアプリケーションや情報への Citrix アクセスを拡張します。 今やアプリケーションがサーバー上であってもデスクトップであってもその両方にあっても、ユーザーは Citrix ソフトウェアでそのアプリケーションにアクセスできます。

我々はサーバー ベース コンピューティングの業界大手として 2003 年度を開始し、Citirix が提唱する唯一の重要な顧客価値「アクセス」を掲げて、複数の製品を統合したスイートおよび現在開発中の製品を携えて、はるかに大きな市場の業界大手として その 1 年を終えました。

2004 年以降を展望するとき、私は我々の可能性に胸が躍ります。 我々は、大規模で長期的なインフラストラクチャー市場での成長の土台を築いたと信じています。

弊社が目標に向け邁進するにあたり、皆様の弊社へのご信頼を心より感謝いたします。




マーク テンプルトン
社長兼最高経営責任者